FC2ブログ

スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←美しい悪魔の赤ep5始動 →美しい悪魔の赤ep6疑惑
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png ブログ
もくじ  3kaku_s_L.png ミステリー小説
もくじ  3kaku_s_L.png 美しい悪魔の赤
もくじ  3kaku_s_L.png BLラブコメ
【美しい悪魔の赤ep5始動】へ  【美しい悪魔の赤ep6疑惑】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

BLラブコメ

蜜のキンカを見つけたい~SとMの愛し方~2話

 ←美しい悪魔の赤ep5始動 →美しい悪魔の赤ep6疑惑

  樋歪高校3年、星井琴華(ほしいきんか)18歳。

  頭脳明晰、学年トップの成績ゆえに生徒会長にいやいやなり3年、そろそろ引退のため時期生徒会長総選挙が行われようとしていた。
  すらっとした体つきにインテリ眼鏡が似合うが、この眼鏡がないと本当になにも見えなくなるらしい。
  過去に一度だけ、眼鏡を落としてから拾うまで15分ほどあちこちの机に頭をぶつけているのを目撃されている。結局は足元に落ちていたとか。
  
  好きなもの、ホワイトチョコと牛乳プリン。嫌いなもの、うさぎ、猫などのかわいらしい動物全般、鳥肌が立つそうだが理解不能。
  そんな一見かわいらしい(?)プロフィールのキンカだけど、
  性格はというと、冷静沈着無表情、男女問わず口が悪く、笑った顔など見たことなし。
  歩く鉄仮面と双方で言われている。

  これは、僕、光野香(みつのかおる)の知ってる情報の一部で。

  俺の知ってるキンカは、もっともっと・・・

  可愛いんだよね!(はあと)




 

  「そこのメス豚」

  「はい?私のことでしょうか?」

  「そうだ、ここにお前以外にメスがいるのか?」

  「なんでしょう、キンカ会長。お呼びになられるお言葉がちょっと汚いんではございませんか?」

  「メス豚にメス豚と言って何が悪い。この間の支出表が700円も間違っていたんだぞ。まったく、頭の悪いメスは嫌いだ」

  「あーそーですかー!!わっかりましたよ、いますぐなおしますー!(べぇ~!!!)」

  やれやれ。

  今日の生徒会の集まりには、珍しく全員が出席していた。総選挙の準備だ。
  いつもはキンカのせいで集まりが悪く、せいぜい僕を入れて3名ほどだ。
  でも今日は5人しっかり出席していた。

  女性は1人だけ、眞鍋美穂瑠(まなべみほる)、頭もいいし美人なため、男子に超絶人気あり。前髪も全て束ねてポニーテールを結っているのが似合うのが美人の証。性格は男らしくサッパリしているため、女子にも人気があるようだ。(決してメス豚って感じじゃない)。

  もう1人は、よく言えばふくよかで、いかにもオタクっぽい風貌の、実際オタクの宅間仁(たくまじん)。アニメの放送時間までには必ず帰宅する。パソコンに関しての知識は尊敬に値する。

  もう1人は、柴崎流衣(しばさきるい)。実家が金持ちで顔立ちも綺麗なため、女子にはもてるがナルシスト。詩を読む、作るが趣味らしい。そのくせ次から次へと彼女が変わっている。時々キンカへの目線や優しさが尺に触る時もあるし・・・まあ、べつにいいけどさ。

  「そういえば会長、この間言ってたホームページ、完成しましたよ」

  そう言うと宅間がキンカの机に持参のパソコンを置いた。
  みんなでそれを覗き込む。

  {来たる!!第37回樋歪高校生徒会長総選挙!!}

  「おぉ~、3日でここまで作るとは、さすがたくちゃん!」

  美穂瑠がほめると、顔を赤らめて喜んでいる。

  「おれの手にかかれば3時間もあればかんぺきね」

  「おい宅間、それよりイカ臭いんだが」

  キンカが鼻をつまみながら宅間を睨んだ。
  宅間はスルメを噛んでいた。

  「ダイエットしようとおもってるね」

  「ほんとにイカ臭いよたくちゃん、僕の前では止めてくれないかしら。あ、ちょっと、僕の詩もちゃんと使ってくれてるじゃな~い!これなら許す、イカの臭いもvv」

  流衣も鼻をつまみながら喜んでいる。

  「たくちゃん、僕にもちょうだい?スルメ」
  
  僕がそう言うと、みんなでえぇ~!?って顔をした。

  「おまえはだまってレタスをむさぼってろ。イカの臭いが充満しすぎる」

  「だって、キンカの前でレタス食べてると、ウサギみたいで気持ちが悪いとか寄るなとか言うじゃん」

  「スルメも臭いで近寄ってはほしくないから同じことだ。それに会長と呼べ」

  「会長って噛みそうになるし、キンカのほうが呼びやすいよ。キンちゃんでもいいけど・・」

  「ぷぷぷ」とみんな笑っている。

  「大ばか者が!会長という言葉のどこに舌を噛む要素があるんだ!それに人をバカにするのもほどほどにすることだな。光野、今度甘いものを喉に詰まらせてやる」

  「う・・・。わかりました会長・・・」

  「そういえばさっ、香くん、ま~た告白されてたよね?この間!あれ1組の平井真美ちゃんでしょ?あの子可愛いよねぇ~さすがにオーケーしたの??」

  みちゃった~ってドヤ顔をしながら美穂瑠がつついてくる。

  僕は横目でキンカの顔を見た。

  む・ひょ・う・じょ・う・・・・で、本を読んでるしっ!

  むっとした!

  そうだよね、どうせ僕の勝手な片思いだし、キンカなんてキンカなんて、僕のことなんかただのバカな同級生にしかおもってないんだよ。知ってる!知ってるけどね!!

  「あ、あー!!あーあーうんうん、いいかげん、ぼくもかのじょつくろーかなーって!おーけーするかもねー!」

  ふん、これで、どうだっっ!!

  ~無表情~

  「あっそ」

  その変わらない顔を見たら、つい口を出た。

  「なにが?そーかー、よかったね、香君、もうあっち系かと思ってた~。18歳でチェリー卒業かぁよかったよかったお祝いだ」

  「い~ですな」

  イカを噛みながら宅間がうらやましそうな顔をする。

  「女って、いいもんだよ、香くん」

  流衣が肩を組んできながら前髪をなでた。

  バン!!!

  キンカがいきなり読んでた本を床に投げつけて、賑やかだった3人がビクッとなり固まった。

  「うるさいんだよおまえら、メス豚とブタとバカと大バカやろうが!!!さっさと仕事しろっ!!!殺すぞっ」

  ・・・

  しずしずと仕事にとりかかる3人だった。



  僕は、知ってるんだ。

  本当はさ、すごく優しい人なんだって。

  鳥肌が立つぐらい嫌いなウサギが怪我してるの見つけたときは、こっそり病院に連れて行ったの見たし、

  僕が部活で右手怪我したとき、大好きなゆで卵をむいてくれたんだ・・あの、この、冷酷非道な人が僕のためにゆで卵をむいて・・・。

  そのギャップに気づいてから、もう3年も・・・キンカのことが・・・。




  「すきなんだ・・・」


  ぼそっとぼくは呟いた。






 つづく








   

  




  

  

    


関連記事
スポンサーサイト



もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png ブログ
もくじ  3kaku_s_L.png ミステリー小説
もくじ  3kaku_s_L.png 美しい悪魔の赤
もくじ  3kaku_s_L.png BLラブコメ
【美しい悪魔の赤ep5始動】へ  【美しい悪魔の赤ep6疑惑】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。
  • 【美しい悪魔の赤ep5始動】へ
  • 【美しい悪魔の赤ep6疑惑】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。